デリケートゾーンのニオイ、本当の原因を知っていますか?香りで隠す前に大切な3つのケア

「デリケートゾーンのニオイが気になる」

お客様からとても多く聞くお悩みのひとつです。

でも、ひとことで「ニオイ」と言っても、原因はひとつではありません。

体質によるもの。
汗やムレによるもの。
デリケートゾーンの環境変化によるもの。

原因が違えば、必要なケアも変わります。

最近はSNSで「気になるニオイに」という言葉をよく目にします。

でも本当に大切なのは、何かを足して隠すことではなく、なぜ気になるニオイが発生するのかを知ることです。

14年以上、女性のデリケートゾーンケアに向き合ってきた経験から、今回はデリケートゾーンのニオイについて整理してお伝えします。

まず知ってほしいことは「膣」と「外陰部」は違う場所です。

デリケートゾーンの話になると、「膣が臭う」「膣を洗う」という表現をよく見かけます。

でも、膣とは身体の内側にある器官「穴」です。

一方、外側に見えている部分は「外陰部」と呼ばれます。大陰唇、小陰唇の形が人それぞれで、キレイなイラストや模型では分かりにくいです。

日常の洗浄や保湿など、自分でできるデリケートゾーンケアで意識する場所は主に外陰部です。

この違いを知らないまま、

「ニオイが気になるから膣の中を洗う」
「膣の中に何かを入れてケアする」

という方向に進んでしまうと、必要以上のケアになってしまうことがあります。

まずは、自分が感じている違和感がどこのものなのかを知ることが大切です。

 

デリケートゾーンのニオイは大きく3つに分けて考える

① 体質によるニオイ

人にはそれぞれ体質があります。

汗の量、皮脂の状態、汗腺の特徴などによって、ニオイの出やすさには個人差があります。

これは「不潔だから」ということではありません。

脇のニオイにも個人差があるように、デリケートゾーン周辺にも体質による違いがあります。

この場合、香りで隠すことよりも、自分の体質を理解し、必要なケアを選ぶことが大切です。

 

② 汗・ムレ・アンダーヘアによるニオイ

デリケートゾーンは、下着で覆われているため湿度がこもりやすい場所です。

汗や皮脂、分泌物などが毛に付着することで、ムレやニオイにつながることがあります。

アンダーヘアは大切なところを守るために生えているのですが、現代人は下着や衣服で守っているので、脱毛しても大丈夫です。

全て取り除くオールオフスタイルか、前から見える部分は形を整えて残すスタイルなど、好みで自分に合った長さや量に整えることが、快適に過ごすための選択肢のひとつです。

また最近は、香りを楽しむデリケートゾーン用ソープやミストなど、「香りを足すケア」も増えています。

香りを楽しむこと自体は、気分を高めたり、自分を心地よくするための素敵な習慣です。

ですが、香りはニオイの原因をなくすものではありません。

例えば、汗臭い衣類に強い香水を重ねても、良い香りにならないのと同じです。

もともとの汗や皮脂などのニオイと香りが混ざることで、かえって不快に感じる場合もあります。

大切なのは、まずニオイの原因を整えること。

その上で、自分が心地よいと感じる香りを楽しむことだと思います。

対策としては、

・アンダーヘアを自分に合った状態に整える
・汗や汚れを適切に洗い流す
・洗いすぎによる乾燥を避ける
・通気性を意識する

などがあります。

「脱毛すればすべて解決」
「香りを足せばいい」

という単純なものではなく、まずは自分の身体の状態を知ることが大切です。

③ 膣内環境の変化によるニオイ

膣内には、健康な状態を保つための環境があります。

しかし、そのバランスが変化すると、いつもと違うニオイや違和感を感じることがあります。

例えば、

・急にニオイが変わった
・強い違和感がある
・かゆみや痛みがある
・おりものの状態が変化した

などの場合は、単純なニオイケアで隠そうとせず、原因を確認することが大切です。

市販のジェルや香りで一時的にごまかすよりも、身体からのサインを見ること。

それが本当のケアにつながります。

 

SNS情報で迷った時に大切なこと

最近は「膣ケア」「膣トレ」「膣美容」など、女性の身体に関する情報が増えています。

でも、すべての女性に同じケアが必要なわけではありません。

膣圧を高めること。
膣を洗浄すること。
香りを足すこと。

それぞれに目的があります。

大切なのは、

「何のためにするケアなのか」

を理解することです。

 

本当のフェムケアは「足す美容」ではなく「知る美容」

美容というと、何かを与えることをイメージしがちです。

でも、デリケートゾーンに関して一番大切なのは、まず自分の身体を理解すること。

どこに問題があるのか。

何が原因なのか。

本当に必要なケアは何なのか。

それを知ることが、自分の身体を大切に扱う第一歩です。

FEMSIRが伝えたいフェムケア

14年以上、女性のデリケートゾーンケアに携わってきて感じることがあります。

それは、多くの女性が自分の身体について正しく知る機会が少なかったということ。

デリケートゾーンは、恥ずかしい場所でも、誰かのためだけに整える場所でもありません。

毎日を快適に過ごすための、自分自身の大切な身体の一部です。

ニオイが気になった時こそ、隠す前に原因を見る。

洗いすぎない。
刺激しすぎない。
必要な場所を優しく守る、ケアする。

 

それが、これからのフェムケアの基本だとFEMSIRは考えています。

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